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2013/01/28

【中国】旅の柄 ~中国編~


中国はgoogle(Blogger)がつながらなかったため、一時的に臨時ブログを開設していました。
http://ameblo.jp/tabinogara/


結局、第1国である中国に丸々2ヶ月も滞在してしまった。
時がたつのは本当にあっという間だ。

日本の隣に、こんな大きくエネルギッシュな国があったことを改めて認識させられた。
いろんな意味で私たちの想像の斜め上を突っ走る中国人は、とてもたくましく、強く、懸命であった。

そして少しではあるけれど、必死に信仰を守るチベット人に会えたことも、よい経験となった。

詳しくはブログをご覧ください。
http://ameblo.jp/tabinogara/



2013/01/27

【中国/蘇州】オフシーズンの世界遺産


上海から近いということで世界遺産がある蘇州(スージョウ)に日帰り旅行に出る。バスで約1時間半で蘇州に到着した。

水の都らしいが、そんな印象はまるで受けず、煤けた町並みが続く。唯一タクシーの窓からチラリと見えた山塘街の近くは・東洋のヴェニスっぽくはあった。

仏教寺・西園と有名な庭である滄浪亭と留園を巡った。

ただ食い気の勝る僕らの興味を引いたのはシーズンオフの世界遺産より“観前街”という屋台がいっぱいの街であった。

仏教寺・西園に入る橋の上。ここだけ切り取ると東洋のヴェニス

西園は黄色い壁の不思議な寺だった。勤行の時間なのか左右の出入り口から僧侶が集まってきた

有名な庭園・滄浪亭には入ってそうそう奇っ怪な岩が目立った

こちらも世界遺産・留園。鬱蒼と茂る木々が水面に映る姿が美しい。とにかく、絵になる庭であった

庭もいいが、やっぱり中国は街が面白い。屋台、人のパワーに翻弄されてこその旅だと思う。

ヘッドフォンをものすごいパフォーマンスとともに売る男

昼ごはんは砂鍋(16元=232円)。牛肉のモツが噛みきれず、食中毒の危険を感じた

蛇油を売る屋台には性病にも効きそうな薬があった

高円寺にある某白黒というバーのマスターに似た土産物。ピンがきてなくてすみません

飴細工の見事さに5分ほど見とれた

夜、上海市内に戻ると宿の近くの交差点でうさぎを売っていた。なんだったのだろうか


2013/01/25

【中国/上海2】もうすぐお正月だよ、南京路&豫園

やっと地上で眠ることができたので、
今日はゆっくりと上海観光に出てみることに。

まずは100年以上前から栄えているという上海の繁華街「南京路」へ。
ファッションビルやレストラン、ホテルなどがひしめく中、
一歩横道にそれると昔ながらの街並み。
路地の電線に洗濯物を干し、一杯の麺を忙しくすする生活がある一方、
細い空の隙間からは高層ビルが覗いている。

急速に発展を続ける上海の縮図を見るようだ。

中国は洗濯天国。

布団もダウンもせっせと洗う。

人だかりができていたお店で買ってみたパイみたいなの。中にゴマが入っていてサクサクでおいしい。3元(約43円)。

これも買ってみた。チヂミみたいなの。3元(約43円)。

歩行者天国が続く南京東路。大気汚染を気にしてみた友紀子が街人に溶け込む。

心引かれるのはきらびやかなブランドショップより、人々の生活が窺える商店。

これにも心引かれる。

お昼に食べた紅焼牛肉面(約210円)と、牛肉刀削面(約130円)。

最上のトイレ探しなども含め南京路は歩きつくしたため、
次の観光エリア、「豫園(よえん)」へ移動。
土産もの屋をひやかしつつ・・・

途中、親切な若者2人に会い、あやうく「お茶屋に行こう行こう詐欺」にあうところだったが、
事前にこういった勧誘があることを聞いていたため、きっぱりお断りできた。
ふぅ、危険だぜっ!

縁起がよさそうな飾り1。

なんか華やかで縁起がよさそう、その2。

その3。

しつこいが、その4。もうすぐ旧正月なのだ。

ドラえもんも大人気。

きらびやかな正月飾りがそこここに。街は師走の忙しさに包まれている。のだと思う。多分。

2013/01/24

【中国/上海1】バブルな上海、上陸

朝目覚めると、船は黄浦江。
流れも穏やかになり、体調も回復!


河というより海。


2日目も朝食は無料。コーヒーは味がないのが特徴。

徐々に対岸が見えてくる。が、空気汚染のためか霞んでよく見えない。

上海シンボルのタワー。通称おでんタワー。

気分晴れ晴れ! いってきます!! ブィブィッ

中国上陸前からすでにチャイニーズの風情(前髪を風になびかせながら)

税関を抜け、いよいよ上海の地へ。
まだ日本円しか持っていない私たちを、船の中で知り合ったNさんが
タクシーで銀行まで連れていってくれた。

Nさんは上海の地で、Web制作の仕事をしているという。
Web技術が進み、競争力の激しいこの地が性に合っているそうだ。
生活面では東京よりストレスがないと言っていたが、その意味は
この後旅を続けていく中でわかってくるのかもしれない。


焼小籠包。

麺。中国語で、面。

1つ目のホテルはユースホステル。2人ドミトリー。

宿情報

楽途国際青年旅舎
Le Tour Shanghai Youth Hostel
中国上海No.136 Bailan Road, Putuo District

・1泊:160元(2,300円)
・私たちは2人用ドミトリー(2段ベッド)に宿泊。他に複数ドミや個室もあった。
・曹杨路駅まですぐ。地下鉄を使って主要な場所へ出るのに便利
・フリーwifiが使えるが10~15分で再起動が必要になる。不安定。



2013/01/23

【新鑑真号2】船酔いとカラオケ

瀬戸内海を移動していた穏やかな船旅から一転、
昨夜の1時頃から、船独特の縦揺れ横揺れ。
恐ろしくて一瞬目が覚めたがどうしようもないので、気がつかないふりをしてもう一度就寝。

結局このあと30時間くらいはゆれっぱなし。

夕方以降ごまかしきれない気持ち悪さに見舞われた私(嫁 友紀子)。
思考回路も足元もフラフラのため、ベットでおとなしく丸まっていた。

暇を持て余した旦那は船内探索へ。

2時間ほど寝たあとトイレに行くため部屋を出ると
下のカラオケルームから「昴」を歌う旦那の声が!?わぉ。

フラフラとカラオケルームへ向かうと、カウンターに座りウイスキーを飲んでいた。
元気だ。その他、テレサテンやstand by meを歌ってきたらしい(1曲100円)。わぉわぉ。
私はその間、トイレとベットを行き来しておりました…。


うれしいことに朝食は無料。コーヒーは味がしないのが特徴。

ビール販売機。1本150円と安い。

船内には免税店もある。が、商品は15cm間隔でガラガラ。開店時間が限られているため隙をねらって見学に行く。

縦に揺れたり、横に揺れたり。あぁ、あぁ、ああーー。

2013/01/22

【新鑑真号1】いざ、日本出発!

2013年1月22日11時30分、友人と母に見送られゆっくりと大阪港を出発──。

のはずが、なぜか30分前の11時には出航。
後からかけるつける予定だった母は間に合わず…
荷物を整理している間に船は岸を離れており…
劇的な船出を演出しようと準備していた紙テープも禁止…
という、何ともドタバタなスタートとなりました。

345名定員の船内に、客はたったの17名(うち日本人はたぶん3~4人)。
あとから聞いた話によると、ここまで人数が少ないのは異例で、通常は100名ほど乗っているとのこと。
おそらく予定乗客も揃ったし早めに出てしまおう、ということだったと思う。

私たちが予約していた一番安い「二等洋室」は8人部屋だったが、
夫婦2人だけで使えるという贅沢な船旅となった。

これが新鑑真号。国際ターミナルとは思えないひっそりとした港に佇む。


この受付で船代を払いパスポートを見せればもうこれで手続きは終了。楽すぎる!!

二等洋室。2段ベット8人分とテレビがある。押入れの中に住んでいるようで個人的には大変快適。

ターミナルから1人見送ってくれた友人。徐々に岸から離れ小さくなっていく姿は旅の情緒がありホロリとくる。




シャワーが浴びれる。お湯良好。
麻雀ルームがある。

卓球ルームもある。

船から眺めた夕日。

1日目の夕食は船内の食堂で。酢豚と鯉を煮たの。写真を見てもおわかりのように、おいしくはない。

乗船日が誕生日だった旦那にサプライズプレゼントが!新鑑真号Tシャツと船員さんからのメッセージ。すばらしきホスピタリティ。「皆で乗ろう!鑑真号」という標語を叫びたくなる。

さぁ、いよいよ世界一周の旅がはじまる!!