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2013/04/06

【バングラデシュ/ダッカ3】差し歯と検便


バングラデシュに入った初日、夫の差し歯が取れた。
中国で買ったミルクキャンディーをなめたら取れた。

長く放っておくわけにはいかないが、ここはアジア最貧国といわれるバングラデシュ。
医療技術、環境はどうなっているのか…。

なんとか見つけたサイバーカフェ(ネットカフェのこと。こちらではこう呼ぶ。かっこいい)で
汗だくになりながら情報を探していると、ダッカに日本で医療技術を学び、
バングラデシュの医療拠点となっているという「山形ダッカ友好病院」があることを知った。

急遽、インド国境へ向かう旅程を変更し、再び、首都ダッカへと帰ってきた。

クミッラからは列車で移動。何度も止まりながら2~3時間の予定が計9時間の乗車に。
一等席がとれなかったため人であふれる二等席。前の席の赤ちゃんにおしっこをかけられる。


列車内。止まる度にみんな降りるのでガランとしている。
古い扇風機が暑い空気をカラカラかき混ぜる。

大変お世話になった山形病院。
腸チフスの予防接種もうってもらった(1本1500TK・約1800円)。


病院に着くと、日本語を話すムスリムのおじさんが。
それが、先生だった。

ここぞとばかりに、もう1週間続いている激しい腹痛&下痢の相談をすると、
原因を知るため、血液検査と検便をすることになってしまった…。
「何か口に入れたらすぐ出る」と話したところ、病院でビリアニ弁当が用意され
「じゃ、これ食べてここへ」と、小さい弁当箱(うんこ入れ)が手渡された。ひぃーー。
※翌日の結果はノーマル。下痢との戦いは2週間以上たつ今も終わらないけど、友紀子は元気です。キリッ!

複雑な気持ちで食事をする私。奥の赤い丸が例の容器。
でも私はやってやったぞ!

旦那がお世話になったデンタルクリニック。
下痢を診ていただいた先生の弟さんが先生。イケメン。

治療を終え出てきた夫は、汗だくになり、何かやりきった男の顔をしていた。
「暑くて、豪快だった。でも助かった」と感想をもらし、戦いを終えた侍のようであった。
よかったね!これでもう、笑顔が歯抜けじゃなくなるよ!

(診察は英語だが、「あーして(口開けて)」と「いたい?」は日本語だという)

久しぶりに歯が治り、鶏にかぶりつく夫。

病院情報


YAMAGATA DHAKA FRENDSHIP HOSPITAL
6/7 Block-A,Lalmatia.Dhaka-1207








3 件のコメント:

  1. いつも楽しく見させてもらってますよ!
    下痢早く治るといいですねwww

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    1. ありがとうございます!
      インドの超強力薬により、無事復活しております!!

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  2. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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