仕事のせいにしてはブログをやっている意味がないのだが、9月後半から12月ぐらいまでは隙間がなかった。
そんな中、10月31日と11月1日は『高円寺フェス2015』が開催され、足を運んだ。そのイベントで気になったのが『高円寺まんが教室』。
高円寺駅前の漫画空間という漫画が描けるカフェで開催されるのかと思って行くと、
座・高円寺の阿波踊りホールが会場だった。会場では後藤友香さんのライブペインティングが行われ、隅の方では、本秀康さんが直筆Tシャツを描いていた(こちらは人数制限で申し込めず……)。
売り切れ続出のカレー祭りで腹ごしらえをして、いざ漫画を習いに行く。
ビールはタヒチのヒナノビール。薄めでスルスルと飲める味だ。
選択したのは11月1日(日)午後の羽生生純先生&タイム涼介先生の教室だ。
お二方とも『月刊コミックビーム』(KADOKAWA)などで活躍する大先生である。なんと先生方に直接指導してもらえる。
まずはお題の『ボーイミーツガール(出会い)』が提示され、約30分でテキストであれ、ネームであれ物語の流れを作る。それをみんなの前でプレゼンするのが、なんとも照れ臭い。
その後、ネーム(30分)→下書き(30分)→ペン入れ(30分)と漫画制作の作業と〆切のギリギリ感が味わえる。
羽生先生は「自分の恥部を発表する漫画家の気持ちもわかる」とおっしゃっておられた。
写植の指定はしたことがあるが、漫画どころか絵心の全くない僕にも丁寧に畳や壁の描き方を教えてくれる先生たち。
お題の『出会い』を無理やりに安部慎一のようなテイストにしたいという僕の願いは無事に叶えられ以下のようなヤバい漫画が完成したのでした……。
ちなみにペンネームは昔ライターをやっていたときに使っていた。
先生方の漫画は本当にクオリティーが高く、上手い!
来年もあるならぜひ行ってみることをオススメします! 特に漫画家志望の人なんて本当にラッキーな機会だと思う。
文=松本祐貴
■お仕事
・『別冊カドカワ SEKAI NO OWARI』の後半で杉作J太郎さんのインタビュー&グルメ漫画紹介記事。『ダンジョン飯』はいい漫画です。
KADOKAWA/角川マガジンズ (2015-10-02)
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・『別冊カドカワDirect003』で電気グルーヴ特集。砂原(まりん)良徳、スチャダラパー、DJ TASAKAインタビューなどを担当。中学生当時から好きだったので生まりんには感動しました。
KADOKAWA/角川マガジンズ (2015-12-09)
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・『ベースボールキング』で引退した野球選手の連載コラムが始まりました
ほか日本ユニシスの会報誌、Windows100%(普遊舎)の記事なども書いています。