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2013/04/03

【バングラデシュ/クミッラ】 遺跡よりやっぱり人が面白い


チッタゴンからクミッラは電車で移動。無事に一等席が取れた。(210TK=432円 約5時間)。一等席は個室になっているが3人掛けで、お隣には医療関係の仕事をしているオジサンがいた。

窓の外には平和な田園風景が続く。本当に緑豊かな国だ
クミッラに着く直前。車窓から転がっている電車が見えた。
数日前、反政府活動なのかイスラム過激派が脱線事故を起こしたのだという

クミッラの駅には昼過ぎに着いたが、外国人観光客がほとんどいない街。ホテル探しに苦労する。
1軒目のHotel Abedinはボロボロの部屋に1000TK(=1200円)というボッタクリ価格を提示(その後、600TKまで下がった)。
2軒目のHotel Mainimatiはレセプションのウザさ+セクハラに耐えれず退散。3軒目のHotel Ashikだけがまともな安宿だった。とはいえ、夜中に羽蟻が大量発生して、汗だくで格闘した。



この街で友紀子は高級靴店・Bataブランドのサンダルを購入。490TK(=600円)

翌日、コックスバザールのビーチと並び、有名なバングラデシュの観光地・モエミナティー仏教遺跡に向かう。街の中心からは乗合CNG(トゥクトゥク)で20TKでバード(研究所)まで。そこから遺跡まではさらにCNGで50TK。

サラバンビハラと呼ばれる仏教学校跡。ただひたすら広くて暑い。入場料・100TK



サランビハラ入り口。博物館までは50メートルぐらい。入り口にいる盲目の乞食には10TKの施しをした。僕らの旅では、基本的に身体に障害のある乞食にしか施しをしないルールを定めている

博物館には発掘された仏像などが展示されていてなかなか見応えがある。入場料100TK。
バード前でうろうろしていると大学生に声を掛けられFacebookで友達になった。

さらに街に戻ろうとしていたとき、日本人に声を掛けられた。Yさんは海外青年協力隊でこの近くに住んでいるらしい。現在1年を経過したが旅行者を見たのは初めてだとか。

警備員に止められ、バードにはなぜか入れなかった……
バード前の食堂で鶏を焼いていたオジサン。英語が話せないがジェスチャーが優しい


なぜか鶏にかぶりつく写真が多い……
食後に学校の前でアイスを買う(5TK=6円)



小学生たちの質問責めに合い、ホテル前までついて来られる(笑)

クミッラの遺跡にはバングラ人のお金持ち観光客や大学生がちらほら。それなりに見どころではあるが、バングラはやっぱり人と出会って、もみくちゃにされるのが楽しい。
外国人を見たことがないのかこの純モンゴロイドの僕を顔を見て「イタリア人か?」「ボンジュール、フランス人だろう!」と言われたのには苦笑した。

宿情報

Ashik Hotel 
Nazrul Ave

・ダブル:ACなし、ファン・テレビ・トイレ・水シャワーあり 600tk
・上記他の2件のホテルに比べるとレセプションがかなりまとも。英語も通じる。
・レセプションのおじいさんが遺跡への行き方を親切におしえてくれた
・たまに停電するが割りと早めに復活する

♫クミッラの街ソング
『運命』河島英五

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