>

2013/06/15

【スリランカ/アヌラーダプラ】島のブッダに会いにいく

タンブッラの次に訪れたのは、
約2500年前、スリランカ最古の都があったとされる「アヌラーダプラ」。
仏教はこの地から世界各地へ広がったといわれ、現在も多くの人々が巡礼に訪れる。

遺跡地区と呼ばれる、南北5km、東南2kmの広いエリアに
数多くの遺跡やダーガバ(仏塔)が点在する。

毎度ケチな話で恐縮だが、私たちは遺跡入場料のかからないエリアを
自転車でのんびりと観光した。(自転車レンタル1台250ルピー=約200円)


最初に向かったのは、聖地の象徴となっている「スリー・マハー菩提樹」。
ブッダが悟りを開いたといわれるインド・ブッダガヤにある菩提樹の分け木だそうだ。

“ブッダの歯(仏歯寺)”とか、“分け木”とか、
どうもスリランカの仏教聖地にあるものは二番煎じ感が否めないのだが…。
真剣な表情で祈りを捧げる巡礼者を前に、
「いや、すみません。私もブディストですのでお邪魔させていただきます」とヘコヘコと入場。

空にそびえる菩提樹。樹齢2000年というが…

巡礼者は白い服を着て聖地を訪れ、花やココナッツを捧げる。


次に目指したのは「イスルムニヤ精舎」。
行き先を街人に尋ねると、皆違うことをいうので何度も迷いつつ、
途中、たまたま見つけた見所にも立ち寄った。

椰子の木と水田が広がる景色の中を自転車でかけぬけるのが気持ち良い。

バナナの木がうっそうと茂る道を行く。

不思議な岩。アイス屋のおじさんが「登るといい」というので素直に登ってみた。

「これ、最近作ったでしょ!?」とつっこまずにはいられない遺跡風な何か。

スリランカ中でよく見かける大きすぎる仏像はテーマパークのよう。

なんとかたどり着いたイスルムニヤ精舎の寝釈迦(入場料1人200ルピー=約160円)。

ドーーン。


旧市街には、スーパーマーケットやレストラン、市場などがあり、
人々の生活の様子が伺える。

スリランカではまったフルーツサラダ(100ルピー=約80円)。
パイナップル、マンゴー、バナナなどの甘い果物の上にバニラアイスを乗せて。

果物が豊富!!
スリランカでかなり体重が増加したのはこれが原因かも。。あとアイス。

ゴールデンココナッツ(50ルピー=約40円)。味は草っぽい甘い汁。

コットゥを作るレストランのお兄さん。
刻んだチャパティと野菜にカレーをかけ、鉄板の上で軽快に叩く。
リズミカルな音が街中に響く。

インドのすぐ右下に位置するスリランカだが、
信仰対象はそれぞれヒンドゥー教、仏教と全く異なる。

それゆえか、街や人がかもし出す雰囲気はより穏やかに、
そして、目に飛び込んでくる景色はどこまでも豊かで心洗われる。

…異常なほど高く設定されてい観光費用を除いてはねっ!!
こんな素敵な場所だからこそ、スリランカ政府の観光計画に
ひとこと物申したい私であった。


宿情報


Ceylan Lodge
No:4-c2 Harishchandra Mawatha,Anuradhapura
・水シャワー、エアコンなし、朝食なしにすることで2000ルピー=約1600円
・wifiあり
・やや湿っぽい感じはあるが清潔
・レセプションは笑顔でいい人
・貸し自転車500ルピーと高かったため、隣のレイク・ビューで借りると半額に




0 件のコメント:

コメントを投稿