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2013/05/12

【インド/バラナシ】聖なる河 ガンガーの朝昼夜


北インドがまさに酷暑におそわれる5月。
私たちはガンガーを臨むヒンドゥーの聖地「バラナシ」にやってきた。

平均気温45℃。
滝のごとく流れる汗と、容赦ない日光と地熱、そしてインド人…。

一度、日中のガート(沐浴場)を歩いてみたが、
もうね、もう、脳みそがとろけました。
「もしもし、じぶーん」と通信しないと動く気力が生まれない。

さすがに日中ガートを歩いている人はほとんどおらず、
地元インド人たちも、日陰に避難。
昼間は極力じっとしているのが、この時期のインドを生き抜く知恵であった。


街の主役であるガンガーも、1日の中でその姿を変えていく。

ガンガーの朝は早い。
朝日の中、沐浴に訪れる人々が後をたたない。
私たちも5時に起床し、朝のガンガーを見に行ってみた。

朝日を浴びるガンガー。
死を待つ人、死を弔う人、祈りをささげる人…さまざまな思いをゆったりとした流れの中に溶かす。

サリーの色が鮮やかな朝のガート。

朝のガンガーをボートに乗って。

ボートから見た火葬場。

洗濯ガート

昼のガンガーはプール化し、暑さをしのいだり、泳ぎの練習をしたり。
朝はたくさんいた女性の姿は見られない。

牛の沐浴。

夜になると、毎晩「プージャ」と呼ばれる礼拝がはじまる。
日没とともに人々がガンガーに集まり、静かに流れる河の前で儀式を見守る。

祈りを捧げるためガンガーに集まる人々。

鐘や太鼓を打ち鳴らし、炎を掲げる。

罪、祈り、死体、洗濯泡、糞尿…。
多くを抱く母なるガンガーであった。


*次回は「街編」の予定です。

2 件のコメント:

  1. いいな!とてもうらやましい!ブログも面白い,読めるで楽しい。 Have a great time see you in Tokyo again one day!!  
    ダレル。

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    1. ダレルさん

      Thank you!
      World is amazing.
      We are excited everyday everytime.
      I hope I can see you at U.K.!

      削除