北インドがまさに酷暑におそわれる5月。
私たちはガンガーを臨むヒンドゥーの聖地「バラナシ」にやってきた。
平均気温45℃。
滝のごとく流れる汗と、容赦ない日光と地熱、そしてインド人…。
一度、日中のガート(沐浴場)を歩いてみたが、
もうね、もう、脳みそがとろけました。
「もしもし、じぶーん」と通信しないと動く気力が生まれない。
さすがに日中ガートを歩いている人はほとんどおらず、
地元インド人たちも、日陰に避難。
昼間は極力じっとしているのが、この時期のインドを生き抜く知恵であった。
街の主役であるガンガーも、1日の中でその姿を変えていく。
ガンガーの朝は早い。
朝日の中、沐浴に訪れる人々が後をたたない。
私たちも5時に起床し、朝のガンガーを見に行ってみた。
朝日を浴びるガンガー。 死を待つ人、死を弔う人、祈りをささげる人…さまざまな思いをゆったりとした流れの中に溶かす。 |
サリーの色が鮮やかな朝のガート。 |
朝のガンガーをボートに乗って。 |
ボートから見た火葬場。 |
洗濯ガート |
昼のガンガーはプール化し、暑さをしのいだり、泳ぎの練習をしたり。 朝はたくさんいた女性の姿は見られない。 |
牛の沐浴。 |
夜になると、毎晩「プージャ」と呼ばれる礼拝がはじまる。
日没とともに人々がガンガーに集まり、静かに流れる河の前で儀式を見守る。
祈りを捧げるためガンガーに集まる人々。 |
鐘や太鼓を打ち鳴らし、炎を掲げる。 |
罪、祈り、死体、洗濯泡、糞尿…。
多くを抱く母なるガンガーであった。
*次回は「街編」の予定です。
いいな!とてもうらやましい!ブログも面白い,読めるで楽しい。 Have a great time see you in Tokyo again one day!!
返信削除ダレル。
ダレルさん
削除Thank you!
World is amazing.
We are excited everyday everytime.
I hope I can see you at U.K.!