すべてが歴史的建造物にみえるセビーリャの街並み。 |
ポルトガル・リスボンから、スペイン・セビーリャまでバスで約8時間(INTER CENTRO社・44ユーロ/人)。
ジェンゲン協定圏のため、国境を超える際の検査などは一切なし。
通貨も変わらず、旅をする身としては楽ちんなことこの上ないが、
何かこう物足りないというか、不安というか…
「いーんですね、本当に?わたし、悪いことしちゃうかもしれませんよ」と脅しながら、知らぬ間に入国。
スペインといえば、バル!
そして、セビーリャといえば、フラメンコ!オーレ!!
やること、食べること、飲むことが多く、忙しい。
暑い日差しの中、昼はせっせと街歩き。
世界遺産に登録されているセビリア大聖堂。 世界で3番目に大きな大聖堂ということで、 確かに圧倒的な存在感。 |
土日はほとんど閉まってしまう商店街。 |
バル1件目は、ビール1杯0.4ユーロ、タパス1皿0.9ユーロという激安店。 |
ふぅー、ペロリといただいたわ。次行くわよ。 |
バル2件目は、タパス2皿に赤ワイン。あー、幸せ!! |
夜もせっせと、食べて飲んで、フラメンコを見に行く。
なんせスペインの夜は長い。
お酒に音楽、楽しい時間を過ごすには十分すぎる
バル3件目は、安くておいしい料理が食べられる『El Pimenton』へ。 ここのタパスは作り置きではなく注文してから作られる熱々の創作料理風。 タパス6皿、グラスワイン4杯、ビール小で26ユーロ。 |
フラメンコの拠点の地といわれるセビーリャ。
街にはタプラオと呼ばれる板張り舞台を備えたライブハウスやレストランが溢れているが、
どこも1人30ユーロから、ドリンクや食事が付くと70ユーロ以上と高い。
そん中みつけたのが、『La Carboneria』というタプラオ。
小さなスペースに設置された、小さなステージ、
そこから繰り出される、激しく情熱的な踊りと歌声とギターの音色──。
高いお金を払って見る洗練された世界とは違うのだろうけれど、
音楽って、こうして心と体で楽しんだらいいんだな、と素直に思える感動があった。
入場料などは必要なく、無料でフラメンコを楽しめる『La Carboneria』 ステージ横には広い飲食スペースがあり、お酒を飲みながら鑑賞できる。 サングリアを頼むと大きなジョッキに入って出てきた。サイコー!! |
髪を振り乱しながら激しく、美しく踊る女性。 |
フラメンコを愛する渋いおじさん2人。足を踏み鳴らしながら、軽快な手拍子とギターにあわせ歌う。 |
ギターにあわせ、即興で踊りだす2人。 |
楽しい宴は朝方まで続くらしい。 |
■スペイン・セビーリャ 安宿情報
Pension Nuevo Suizo
住所:Calle del Azofaifo, 7, Seville, 41004
TEL:34 (95) 4229147, Fax: 34 (95) 4227925
・ツインルーム、バスルーム別、朝食付きで23ユーロ
・街の中心にあり観光するのに便利
・レセプションは英語堪能
・ベッド、バスルームともに清潔で快適
・朝食は、パン、ハム、チーズ、フレーク、牛乳、ジュース、コーヒー、紅茶などシンプルなビュッフェ形式