>

2013/10/03

【ハンガリー/ブダペスト】ハンガリーといえば、温泉とオペラでしょ!

ブダペストチョコ。かわいい。

ドナウ川をはさんで、西岸がブダ、東側がペスト、2つあわせて「ブダペスト!」には約1週間滞在した。
クラシカルな建物が立ち並ぶ東岸、緑豊かな西岸の丘陵地帯、
この美しい街並みは「ドナウの真珠」といわれているそうだ。

アドリア海の真珠(=クロアチア)、インド洋の真珠(=スリランカ)など、
いままでも「真珠」と名のつく場所をいくつか訪ねたが、
真珠…… ?…… 「美しい」という解釈でよいのかな…!?
あと関係ないけど、中国ではスーツ姿でザルをゆすり「真珠が出ましたっ!」とやっている
自称・真珠会社社長も見たな。うさんくさかったな。

街を歩いていると突然現れる「聖イシュトバーン大聖堂」。

中も荘厳で見ごたえがある。中央のドームから差し込む光が美しい。

ハンガリーで楽しみにしていたことが2つある。
それは、「温泉」と「オペラ座」!!

つい最近まで知らなかったが、ブダペストは世界で唯一「温泉都市」の称号を持つ都市だそうだ。
ざっと調べただけでも20以上の温泉がある。
こ、これは…、すばらしすぎるーーー!!

しかし実態は、温泉というより「温水プール」といった感じで
広いプール(お湯ぬるい)でわいわいするのが主流らしい。

違う違う!私が求めている温泉はそんなんじゃないやいっ!!(しかも入場料が高いやいっ!)
ということで、私たちは中でももっとも地味で、唯一“熱い湯の湯船”があるという
「ルダッシュ温泉」に行くことにした。

ここは曜日によって男女別にわかれているのだが、週末のみ混浴。
中央に八角形のトルコ風風呂、角に4つ小さな風呂があり、そのうちの1つが
43度と日本人最適温度となっている。これは気持ちよかった!

その他、強烈に熱いサウナもある。
ドアで区切られた部屋4つを奥へ進めば進むほど熱くなるのだ。のどが焼けるほど。
サウナのあとは、紐を引っ張り、バケツをひっくり返して水をかぶる、という
拷問のようなシャワー(?)があり、地元民は臆することなくバシバシ水を浴びていた。
私は…、手に水をすくい、ピシャピシャっと。そんな勇気、持ち合わしてませんからっ!!

底が深く、立って入るか縁の階段に座るスタイル。このお湯はぬるい。

天上から自然光が入りなかなかの雰囲気。

楽しみ2つめは、「オペラ座へ行く」こと。
これも温泉同様、全然知らなかったのだが、ブダペストは
劇場、コンサートホール、オペラハウスがあふれる「芸術の街」でもあるそうだ。

安い席ならたった500円で、国立オペラ劇場の公演を見ることができる。
私たちが見たのは、バレエ『ジゼル(Giselle )』。
人ってあんな飛ぶんだなぁ、と関心することしきり。
芸術が身近にあるっていうのは、いいですね。

夜のオペラ座。仕事帰りにふらっと見に来るような気軽さが素敵。

これでもできる限りの正装…。

豪華なホール内。最上階の後ろの席だったがステージはよく見えた。

また、「ホロコースト メモリアル センター」へも出かけ、ハンガリーで50万人のユダヤ人が殺された事実を知る。
アウシュビッツ収容所へ向け、ハンガリーからも多くの人々が貨物車へ放り込まれた。
1944年、ハンガリーがドイツ占領下におかれた時代のことだ。
この国の歴史を知らない自分が恥ずかしかった。

館内には多くの写真や資料が残されている。

次回は、うっまいブダペスト・グルメ編。


■ハンガリー/ブダペスト 観光情報


●ルダッシュ温泉
住所:1013 Budapest, Dobrentei ter 9
・トラムの18番、19番でErzsebet hidエルジェーベト橋下車徒歩3分
・週末は混浴。平日は男女別なので要確認
・水着着用。鍵つきのロッカー、更衣室あり
・浴槽とは別に、体を洗う用のシャワー室があるので石けん、シャンプーなどを持っていくとよい
・床がぬるぬるしていて、土足兼用になっているところもあるのでビーチサンダルがあると便利かも
・入浴のみで1人 3300F=約1452円(週末価格)

●国立オペラ劇場
・地下鉄オペラ駅すぐ
・チケットはオペラ座の窓口で購入。中央入り口を入ってすぐ左手
・プログラムによって価格が異なる。私たちが見たバレエは一番安い席で1200F=約528円
・あまりに汚い格好は悪目立ちするが、他の客も割りと普段着が多かった
・大きな荷物はクロークに預ける(有料)必要あり

●ホロコースト メモリアル センター
住所:Pava u. 39, Budapest 1094, Hungary
Webサイト:www.hdke.hu
・コルビン駅近く
・入場料1人 1400F=約616円



0 件のコメント:

コメントを投稿