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2013/10/09

【オーストリア/ウィーン】世界中の動物園に行きたい! ~シェーンブルン動物園(schonbrunn Zoo)編~

哀愁溢れるヤギ。

世界を旅しながら、近くに動物園があるときにはできる限り行くようにしている。
なぜか──?
それらしい理由がほしいところだが、わけは単に動物がかわいいから。それに尽きる。

あとは、その地独自の動物がいたり、その国独特の“ゆるさ”が感じられたりと、
バリバリの観光地に赴くよりもずっと楽しい体験ができるというのが理由だ。

オーストリアの首都ウィーンには、なんと「世界最古の動物園」といわれる
『シェーンブルン動物園(schonbrunn Zoo)』がある。
1752年、貴族たちに向け動物を披露したのがはじまりだそうで、
ウィーンの観光名所 シェーンブルン宮殿の庭園内にある。

ならば随分古ぼけた動物園なのかというと、まったくそんなことはなく、むしろ最先端をいく近代的な動物園だ。
過去に三度「ヨーロッパ最良」評価を得ているという前評判通り、
私たちが今まで行った動物園の中でも1位2位を争うおもしろさ!!星、3つですっ!!
(もう1つのオススメはバリ島にあるバリサファリ!あ、マダガスカルも捨てがたい)

まず何より、動物たちがのびのびしていてよく動く。
大抵の動物園の動物たちは、寝ているか、隠れているか、
留まることなく右往左往し、かなり精神的に追い込まれているかのいずれかだ。

だがシェーンブルン動物では、極力自然に近い状態でゆったりとした檻が採用されているためか、
エサを食べたり、仲間同士でじゃれあっていたりと、見ていて飽きることがない。
やるなぁ、園長。

普通だったらこれ1匹で目玉となる「コアラ」。

正面からみると意外と・・・。

これらも、普通だったらこれ1匹で目玉となる「パンダ」。これは寝てた。

こんなに動くカバははじめて見た!でかい!
口の両端から泡ぶくを出しながら“落ち葉”を食べていた。
写真を撮っていたら隣にいたおばさんに「Your Family」と言われた。し、失礼なっ!!

独特の顔つきに目がはなせなくなってしまったバク。なんともいえない表情。

バクと同じ部屋にいたアリクイ。こちらもかなり特殊な形状で夢中に…。鼻先でバクのお尻をペロペロしていた。

サイ。やっぱり甲冑着てる。すごい。

よく知らない動物。かわいい。

なかでもおもしろかったのが、熱帯雨林館。
うっそうとしたジャングルの中、突然雨が降り出し雷が鳴ったり、
真っ暗な洞窟を進むと大量のコウモリが飛んできたり…。
すばらしい趣向。ちょっとちょっと園長さん、すごいよ。

熱帯雨林館の中。目をこらすとそこら中にいろんな動物がいる。

こんなんとか。

こんなんとか。

マダガスカルで虜になったキツネザルも健在。相変わらず頭悪そうで安心。

ダーウィン進化論。

くま。にんじんの入った棒をゆすってエサを落とし食べる。
しかし、飛んでったにんじんの場所がわからない…という繰り返し。

あっ、どうも。

わたしのことは、そっとしておいていただけますか。

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