なかなかに美しい港町、トラブゾン |
黒海を臨むトラブゾンを目指した理由は、「イランビザを手に入れる」ため。
スリランカにいた5月当時、ドバイへ飛び、その後5,000円の飛行機チケットで
イラン(シーラーズ)を目指す予定が、イラン大統領選挙のため、外国人の入国が不可能となったのだ。
イラン大使館のWebサイトは不通となり、十分な情報も得られないまま
泣く泣く諦めていた「イラン」を再び目指すことにしたのだ!(キリリッ)
ブラジルビザに続き、ここトラブゾンでは「取りにくい」といわれるイランビザを簡単に取ることができる。
トルコ……、いい国だ。
結果、簡単。
簡単ではあったが、私たちは運悪く、3日間、さらに土日をはさんだ計5日間も待ちぼうけをくった。
理由は「システムトラブル」とのことで、大使館前で「明日また来てね」と追い返され続けた。
ビザを取らないことには身動きがとれないのでトラブゾンに長く滞在したが、
その後、グルジアのパトゥミでは、さらに簡単にかつ安く(50ユーロ)イランビザを取得できることを知り
軽く頭をガーンっとやられたが、それはそれということで。
※ 以下、イランビザを取得したい旅人向け情報となります。
退屈なので不要な方は読み飛ばして、次の「トラブゾンでイワシ(とビール)を食べる編」をご覧ください。
■イランビザ申請に必要なもの
・パスポート
・写真(女性はスカーフをかぶり、髪を隠したもの)
・60ユーロ(銀行で振り込む)
・イラン滞在先のホテル名、住所など(大使館で記入する書類に必要な情報)
■イランビザ取得手順
1.イラン大使館へ行く
9時開館少し前に行くとスムーズ
ドアの前にあるピンポンを押して中に入れてもらう
2.大使館内で書類の記入
名前、住所、イランでの滞在先、父親の名前などを記入
写真を係員に渡し、OKだと、指にたっぷりインクを付けられ指紋を押捺
お金の振込先の銀行を告げられ、「16時にレシートをもって戻ってこい」とこわい表情の女性にクールに言われる
3.銀行でお金を振り込む
銀行側も慣れたもので、さっさと手続きをしてくれる
振込み書をもらえばOK
銀行の場所
メイダン広場に面したマクドナルドとバーガーキングの間の通りを入り、右側にある「TURKIYE S BANKASI」
「$」みたいなロゴ
4.時間をつぶす
16時まで時間があるのでイワシとビールを飲むなど、自由に時間をつぶす
5.ビザ受領
16時に大使館へいくとかなりもったいぶった感じでパスポートを渡される
(だいぶ時間があったのに直前にあせってビザを貼っていたのを私は見た!)
できあがったビザは斜めに印刷されていて、写真はつぶれていた。ナイス!!
■イラン大使館の場所
Benliホテルを出て南へ。
陸橋をくぐり、左手にある公園を見ながら坂をのぼり、公園の終わりを左に曲がった正面。
こんな遊具のある公園が左手に見えたら正解 |
これがイラン大使館 |
■イランビザ獲得のための女性の写真
イランでは女性のスカーフ着用(髪を見せない)が義務付けられているため、ビザの写真もスカーフほっかむりスタイルにする必要がある。
私はこの時点では適当なスカーフを持っていなかったため、黒のロンTを頭にかぶりホテルの壁の前で撮影。
イラン大使館に行く坂道の途中、右手側にあるFUJI FILMの看板のある写真屋さんで印刷してもらった。(8枚15TL)
Before |
After かなりふざけた写真に仕上がったがすんなりOKだった。 なぜか普通の服ではいけないような気がして、シャツを前後ろ逆に着たのが間違いだったか… |
以上でイランビザを無事ゲット!
これでようやくイランを目指すことができる。やったね!!
時間をつぶすには、黒海を臨みながらのイワシが最適! |
さらに公園で筋トレも。 |
そして寝る… |
■トルコ/トラブゾン 安宿情報
Hotel Benli ホテルベンリ住所: Iskender Pasa Mah., No:5, Sanayi/Trabzon
・ツインルーム、洗面台あり、シャワー・トイレ共用、wifiありで30TL(約1500円)
・日本人旅行者御用達。宿のスタッフも「日本人グッド」と言って親切
・名前の通り、便利な立地で快適に過ごせる
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