恥ずかしながら…、私はまったく知らなかった。
ほんと日本を出て以降、知らないことが多すぎて、私自身にはかなりがっかりさせられている。
「もっと勉強してくればよかった」と後悔しつつも、
「今から勉強したらいいか」と思うと、これからの人生が楽しくなる。
「年齢によって、自分の興味や行動を制限する必要はない」というのは、この旅に出て心の底から感じたことのひとつだ。
で──、アルメニアである。
場所は、西アジア。黒海とカスピ海に挟まれたコーカサスに位置する。
イワシがおいしかった(←うっとり)トルコの西、ワインを飲みまくれる(←遠慮なく)グルジアの南。
1991年にソ連から独立。
ソ連邦解体の混乱に加え、隣国のアゼルバイジャン、トルコとの度重なる紛争…と、かなり苦労している。
世界で一番はじめにキリスト教を国教と定め、グルジア同様ワインが有名。
そういった国です。
私たちは、そういったアルメニア共和国の首都「エレバン」へ、寝台列車で向かった。
エレバンに着いて一番最初に向かったのは、死者数100万とも150万ともいわれている「アルメニア人虐殺博物館」。
19世紀末と20世紀初頭、オスマン(トルコ)帝国の少数民族であったアルメニア人の多くが、
強制移住、虐殺された事件の写真や資料が展示されている場所だ。
オスマン帝国の後継国家であるトルコ政府は、その計画性や組織性を認めておらず、
現在に至るまで解決できない複雑な歴史問題となっているそうだ。
→詳しくはwikiで
街へ戻ると一変、意外にも都会的な店が並んでいる。
また、エレバンは芸術の街でもあるらしい。
国立オペラ・バレエ劇場へ行ってみると、後ろの席なら1人500円でバレエ鑑賞ができる。
アートでスノッヴな私たち夫婦は、もちろん見にいった。
「食」では、気軽に食べられるような店があまりなく(ファーストフードはたくさんあるが)
主に自炊をして過ごした。
地元ではザリガニが有名らしく、スーパーでも買うことができたので食べてみた。
唯一の外食は、日本食レストラン「wasabi」。
※ 個々の値段は失念したが、うな丼、カツ丼、ビール2本で6,700ドラム=約1675円
ほかのメニューは超高価だが、丼ものだけはなかなかのお手ごろ価格だった 。っが!
何があるのだろうとやってきたアルメニアの首都エレバンだったが、気がつくと5泊6日の滞在に。
メイクばっちりの美人も多く、見飽きないし、なかなか居心地もいい。
またひとつ賢くなって、次の街へ移動したいと思う。
・20:20 トビリシ発
22:20 グルジア出国審査
00:00 アルメニア入国審査
06:55 エレバン着
・出入国審査は、ホームにある部屋で約10~20分ですんなり終了
時間になると、列車の係りの人が呼びにきてくれた
(フカフカの帽子をかぶった軍人が警備していて「おしゃべりするな」「早く行け」みたいなピリピリ感はある)
・アルメニアアライバルビザ 20ドル
URL www.hostelinyerevan.com
・ドミトリー 1ベット4,500ドラム=約1,125円
・1部屋6ベッドで男女にわかれていたが、後半人が増えてきたら男女むちゃくちゃになっていた
・部屋やシャワーなど清潔に保たれている
・毎日手作り朝食付きでうれしい
・レセプションは英語が通じる&親切
・共用キッチンあり
・エレバンと言えば格安のリダの家が有名だが暖房なしと聞いてこちらへ。結果、この時期はそれで正解だったと思う
・博物館は無料
・マルシュルートカNo.33(100ドラム=約25円)で博物館最寄りまでいける
行きはNo.33がなかなか来なかったので、街の人に聞いてNo.46に乗り、その後丘の道を20~30分さ迷ってたどり着いた
◆エチミアジン修道院
・アルメニア正教の総本山。エレバンの西約20キロ
・まずマルシュルートカNo.99でバスターミナルまで向かう(100ドラム=約25円)
203番の乗り合いバンに乗り約40分(500ドラム=約125円 ※250ドラムくらいと聞いていたが頑なに500のまま聞く耳もたずだった)
下りる場所は周りの人に聞けば確実に教えてもらえる
・修道院は工事中。博物館もたまたま閉まっていた…。エチミアジンの裏にある教会に行くと地下まで入れてくれて楽しかった。牧師のおじさんが「こんにちは、美人ですね」と口説いてくる(相当不謹慎な人だと思うが悪い気はしない)
ほんと日本を出て以降、知らないことが多すぎて、私自身にはかなりがっかりさせられている。
「もっと勉強してくればよかった」と後悔しつつも、
「今から勉強したらいいか」と思うと、これからの人生が楽しくなる。
「年齢によって、自分の興味や行動を制限する必要はない」というのは、この旅に出て心の底から感じたことのひとつだ。
で──、アルメニアである。
場所は、西アジア。黒海とカスピ海に挟まれたコーカサスに位置する。
イワシがおいしかった(←うっとり)トルコの西、ワインを飲みまくれる(←遠慮なく)グルジアの南。
1991年にソ連から独立。
ソ連邦解体の混乱に加え、隣国のアゼルバイジャン、トルコとの度重なる紛争…と、かなり苦労している。
世界で一番はじめにキリスト教を国教と定め、グルジア同様ワインが有名。
そういった国です。
私たちは、そういったアルメニア共和国の首都「エレバン」へ、寝台列車で向かった。
グルジア・トビリシからアルメニア・エレバンまで列車で約10時間の国境超え。 カーテンで仕切られた個室風。横になれるのでかなり快適。 ※ 列車情報、国境超え情報は下記参照 |
早朝6:55エレバン着。 ロシアを思わせる巨大で無機質な団地道を目的のホステルまで歩く。 ※ 宿情報は下記参照 |
エレバンに着いて一番最初に向かったのは、死者数100万とも150万ともいわれている「アルメニア人虐殺博物館」。
19世紀末と20世紀初頭、オスマン(トルコ)帝国の少数民族であったアルメニア人の多くが、
強制移住、虐殺された事件の写真や資料が展示されている場所だ。
オスマン帝国の後継国家であるトルコ政府は、その計画性や組織性を認めておらず、
現在に至るまで解決できない複雑な歴史問題となっているそうだ。
→詳しくはwikiで
アルメニア大虐殺記念碑。 あたりは重い静けさに包まれ、人々の悲しみや怒りの感情が渦巻いているように感じる。 (そう思わずにはいられない悲愴的なBGMが流れている) |
記念碑の中央。絶えず火が燃え、花がたむけられている。 |
アルメニア人虐殺博物館。当時の記録を目の前に、胸が苦しくなる。 |
街へ戻ると一変、意外にも都会的な店が並んでいる。
一緒に写真を撮ろうと声をかけてきた青年たち。 アルメニアの若い男性の中では、革ジャン+ジーパンスタイルが流行りだった。 |
大規模な蚤の市が開かれていた。 |
使い古された医療器具が売られていた。たくさん…。 |
洋服選びに興じる女たち。 |
日がな、チェスに興じる男たち。 |
私の戦利品。手作り人形約100円。コースターはおまけでもらった。 日本に帰ったらトイレか玄関にかざる予定。 |
また、エレバンは芸術の街でもあるらしい。
国立オペラ・バレエ劇場へ行ってみると、後ろの席なら1人500円でバレエ鑑賞ができる。
アートでスノッヴな私たち夫婦は、もちろん見にいった。
ジャンプしてトンッと下りるところがかっこいい! |
貧乏パッカーでも芸術にふれることができる。 |
「食」では、気軽に食べられるような店があまりなく(ファーストフードはたくさんあるが)
主に自炊をして過ごした。
地元ではザリガニが有名らしく、スーパーでも買うことができたので食べてみた。
味は「エビ」のようで美味。 ホステルにいたイラン人がザリガニに興奮し、ミニカーのようにして遊んでいた。 |
唯一の外食は、日本食レストラン「wasabi」。
※ 個々の値段は失念したが、うな丼、カツ丼、ビール2本で6,700ドラム=約1675円
ほかのメニューは超高価だが、丼ものだけはなかなかのお手ごろ価格だった 。っが!
うなぎの量が控えめすぎるうな丼。 |
間違っているカツ丼。とんかつの上に、玉ねぎをとじた卵焼きがのっている。 材料はあってるのに、おしいっ!! 味は、とんかつの上に卵焼きがのっている、そのままの味。 |
世界で最初にキリスト教を受容した国(301年)だけあって、街のあちこちで見られる教会もかっこいい。 |
何があるのだろうとやってきたアルメニアの首都エレバンだったが、気がつくと5泊6日の滞在に。
メイクばっちりの美人も多く、見飽きないし、なかなか居心地もいい。
またひとつ賢くなって、次の街へ移動したいと思う。
■グルジア・トビリシ→アルメニア・エレヴァン 移動情報
・夜行列車チケット 55ラリ=約3,300円 トビリシ駅の窓口で購入・20:20 トビリシ発
22:20 グルジア出国審査
00:00 アルメニア入国審査
06:55 エレバン着
・出入国審査は、ホームにある部屋で約10~20分ですんなり終了
時間になると、列車の係りの人が呼びにきてくれた
(フカフカの帽子をかぶった軍人が警備していて「おしゃべりするな」「早く行け」みたいなピリピリ感はある)
・アルメニアアライバルビザ 20ドル
■アルメニア/エレバン 安宿情報
HostelYerevan ホステル エレバンURL www.hostelinyerevan.com
・ドミトリー 1ベット4,500ドラム=約1,125円
・1部屋6ベッドで男女にわかれていたが、後半人が増えてきたら男女むちゃくちゃになっていた
・部屋やシャワーなど清潔に保たれている
・毎日手作り朝食付きでうれしい
・レセプションは英語が通じる&親切
・共用キッチンあり
・エレバンと言えば格安のリダの家が有名だが暖房なしと聞いてこちらへ。結果、この時期はそれで正解だったと思う
■アルメニア/エレバン 観光情報&行き方
◆アルメニア人虐殺博物館 ジェノサイド・ミュージアム・博物館は無料
・マルシュルートカNo.33(100ドラム=約25円)で博物館最寄りまでいける
行きはNo.33がなかなか来なかったので、街の人に聞いてNo.46に乗り、その後丘の道を20~30分さ迷ってたどり着いた
◆エチミアジン修道院
・アルメニア正教の総本山。エレバンの西約20キロ
・まずマルシュルートカNo.99でバスターミナルまで向かう(100ドラム=約25円)
203番の乗り合いバンに乗り約40分(500ドラム=約125円 ※250ドラムくらいと聞いていたが頑なに500のまま聞く耳もたずだった)
下りる場所は周りの人に聞けば確実に教えてもらえる
・修道院は工事中。博物館もたまたま閉まっていた…。エチミアジンの裏にある教会に行くと地下まで入れてくれて楽しかった。牧師のおじさんが「こんにちは、美人ですね」と口説いてくる(相当不謹慎な人だと思うが悪い気はしない)
0 件のコメント:
コメントを投稿